






窯元3
市喜窯
大正5年に創業、主に業務用食器を制作されていましたが、現在は、家庭用の一般食器を多く手掛けられています。石焼と呼ばれる、厚手で、表面にこげ茶色の点々がある、味のある器作りを行われています。またデザインは、色彩鮮やかで、大胆なタッチが特徴です。磁肌の素朴さと、華やかであり鮮烈なデザインの対照がなんとも見事です。また厚手で丈夫ですが、その分、通常の磁器製品より若干重さもあります。それがまた良いというファンの方も多くいらっしゃいます。
山徳窯
山徳窯は、寛延3年(1750年)創業の歴史ある大物専門の窯元として知られています。現在でも柿右衛門様式、鍋島様式、金襴手など有田の伝統美を継承した商品作りをされています。また皿、花瓶といったものだけでなく、洗面ボール、手洗い鉢、便器など新たな分野でも、幅広く有田焼製品を制作されています。
崋山萬右衛門窯
創業1796年(寛政8年)で開窯以来200有余年の歴史を持つ名窯。 鍋島藩御用窯としてのプライドを持ちつづけながらも、新しい技術と感覚で、繊細ですっきりした作風は崋山萬右衛門窯ならではと思います。 男性的な源右衛門に対し、女性的な崋山萬右衛門と呼ばれる作風は殆どの人が受け入れやすく、贈答・引出物に最適と言えます。