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磁器とは

有田焼 磁器とは、高温で焼成されて半透光性で、吸水性がなく叩いた時に金属音を発する陶磁器を一般に磁器といいます。軽く弾くと金属音がします。日本の主な磁器として有田焼・伊万里焼や九谷焼などがありあます。西洋などでは陶器と区別されない事が多く必ずしも厳密な境界が存在するわけではありません。素地が白くて透光性があり強度が高いという特徴があり、焼成温度の高い硬質磁器と、比較的低温で焼成される軟質磁器に分けられます。


磁器が発明されたのは11世紀の北宋と言われ、景徳鎮が産地として特に有名です。また、早くから高麗に焼成技術が伝わり、青磁が作られ、その技法が日本にもたらされたかのようにいわれていますが、これには誤解があります。中国語で言う「磁」とは磁州で発見された白い土を用いたものの総称で「青磁」「白磁」を含んでいますが、紀元前後から発展してきたまったく別の系統に属しています。中世景徳鎮などで主に染付けのためにつくられた完全な磁器とは違い、上掛けした白土と灰釉、釉薬によるものでです。朝鮮に伝わったものは越州龍泉窯などで作られたものであって、日本での焼成磁器については景徳鎮に学んだといわれています。